オロール・ドゥ・ラ・モリヌリ「MODE」
©︎ Aurore de La Morinerie, Courtesy of Akio Nagasawa Gallery
この度、VLC Gallery by AKIO NAGASAWAでは、
オロール・ドゥ・ラ・モリヌリ「MODE」を開催しております。
オロールは、パリを拠点に活動するアーティストで、
主に伝統的なエッチングプレス機を使用しながら水彩やインク、
水墨を加えたモノタイプ作品を発表しています。
この機会に是非ご高覧下さい。
アーティスト・イラストレーター
1962年、フランス西部の都市サン=ロー生まれ。80年代にパリのデュペレ応用美術学校をファッションデザイナーとして卒業。同時期に、書道と中国絵画を勉強し、その後の彼女のスタイルに強い影響を与える。1990年初頭にファッションイラストレーターとして成功を収め、そのキャリアを確立。
エルメスやシャネル、カルティエ、オメガ、ティファニー、メゾン マルジェラ、リック・オウエンス、イッセイミヤケをはじめとするメゾンや、プランタン(パリ)、ニーマンマーカス、H&M、IKEAなどの企業へ向けたドローイング作品を手がけるほか、新聞「Le monde」(フランス)や雑誌「Harper’s Bazaar」(US、UK)、「ELLE」(フランス)などの出版物や広告へも定期的にイラストレーションを描く。
ミュンヘンのGallery Bartsch & Chariauに所属。主な展覧会歴は、デザイン・ミュージアム(ロンドン、2010年)やThe Museum für Kunst und Gewerbe Hamburg(ドイツ、2015年)などがある。パリのガリエラ美術館より依頼を受け、2013年に開催された「Azzedine Alaïa」展カタログのためにイラストレーションを寄稿。
「Azzedine Alaïa」シリーズの10作品はガリエラ美術館のグラフィックアート常設コレクションの一部となっている。現在も、パリを拠点に精力的に制作活動を行う。