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展覧会 No.005
横須賀功光「小夜子」
2024年6月17日(月)- 2024年7月19日(金)
横須賀功光「小夜子」(1984)より
©︎ Noriaki Yokosuka, Courtesy of Akio Nagasawa Gallery
©︎ Noriaki Yokosuka, Courtesy of Akio Nagasawa Gallery
この度、VLC Gallery by AKIO NAGASAWAでは、横須賀功光「小夜子」を開催致します。
横須賀功光(1937-2003)は、大学在学中よりその才能を認められ、商業写真家として活動を開始。
以降、国内はもとより海外でも一線で活躍していました。
また、それと並行して写真作家としての創作活動も旺盛に行なっておりました。
1963年に「モード・イン」「黒」に対して日本写真協会賞新人賞、日本写真批評家協会新人賞を受賞。
60年代、70年代に「射」「亜」「檻」「壁」を発表。
80年代に山口小夜子を被写体に「小夜子」「月」を発表し、講談社出版文化賞を受賞。
1989年に「光銀事件」が伊奈信男賞を受賞。90年代にはバウハウスのオスカーシュレンマーの
舞踏トリアディック・バレーをカラーソラリゼーションで表現した「時間の庭」、
20世紀初頭の技法プラチナプリントを用いた「エロスの部屋」、
写真技法を総動員し制作された「光学異性体」を発表。
また未発表作品として、独自に制作されたオブジェを捉えた「マンレイ・オマージュ」等があります。
本展では、1984年資生堂で発表された「小夜子」シリーズを展覧致します。
これらは各イメージ、それぞれ1点のみ現存するヴィンデージプリントで構成しております。
また、Akio Nagasawa Gallery Ginza(6月13日~7月27日)でも
横須賀功光「小夜子」展を同時開催しております。
この機会にぜひご高覧ください。